Stylist NAOKO OKUSA presents

大草直子が提案。3大トレンド服を着回し

今季のトレンドを象徴する3枚のアイテムを
人気スタイリスト大草直子が着回しコーディネート。
今どき感のあるスタイルを楽しめるだけでなく、
同時に、オンオフ両用の着回し力を実証。

NAOKO OKUSA

雑誌『Vingtaine』で編集のキャリアを積んだ後、南米への遊学を経て、『Grazia』『VERY』『Oggi』などの各誌で活躍。著書に『おしゃれの手抜き』『考えるおしゃれ』ほか。
『mi-mollet』編集長としても、多忙な日々を送る。

Trend Item 1 Military Skirt カーキ、ラップ調のデザイン、ウエストマーク、そして長めの台形シルエットと、〝今着たい〝要素が詰まった1枚。しっかり厚手の生地だから、ボディラインを拾わないのも高ポイント by Naoko Okusa

ミリタリーっぽいかっこよさとトレンド感を備えた今季のカーキ。スカイブルーのニットと合わせて色×色を楽しむスタイリングに

秋冬らしい重厚感とクリーンさ、両方を感じさせる配色。シャギー感のある大きく開いたVネックのニットは、少し首を“抜いて”女っぽく着こなしたい。

足元の選び方で、色々なイメージに“料理できる”スカート。ガーリーにまとめたいときはソックス+パンプスで仕上げます

ハイネックニット×台形スカートの組み合わせが、どこかレトロなイメージ。ソックスを合わせた甘めのコーディネートも、配色がビターだから大人に似合うさじ加減に。

オフィシャルなシーンではこんな組み合わせで。スカートが広がりすぎないので、アウターを限定しないのも優秀です

落ち着いたカーキだから、合わせるアイテムを幅広く選べます。合わせたニットもコートもベーシックだけれど、秋色を吟味して重ねることで、ぐっと鮮度の高い着こなしに。

Trend Item 2 Frill Blouse 袖のフリルが取り外せるブラウスは、細いピンストライプなので、まじめ顔にもモード顔にも。さらに裾をアウト&インしたり……着方によってもイメージを変えられるのがうれしい by Naoko Okusa

いつものデニムをアップデート!このブラウスのボリューム感があれば、女っぽく着られます。×ボトルネックも今年らしさ満点

注目のボトルネックは、アウターを重ねたときも“Vゾーン”のバランスが取りやすく、洗練して見える。この一枚で、ボーイズデニムがたちまちエレガントに。

ゆるめのパンツに合わせる日は重いイメージにならないよう少し辛口な小物でメリハリを。フロントだけインしてもいい

着丈が短すぎないので、腰回りをカバーしつつパンツとも好相性。裾のカーヴィなカッティングも、さりげなく女性らしいポイント。裾は、フロントだけインして着るのもいい。

ふんわり華やかに揺れるミモレ丈のスカートにも合う。袖のフリルは外してすっきり着こなしたい

スカートにボリュームがあるので、袖のフリルは外してバランスをとって。〈J&M デヴィッドソン〉の『カーニバル』と、〈レペット〉のバレエシューズで“レディライク”に。

Trend Item 3 Wide Pants ウエストでぎゅっと絞るタイプのパンツは、高い位置で〝細いウエスト&12318;を作ってくれるから、スタイルアップ効果が高いんです。太すぎない絶妙なバランスで、合わせる服を選ばない一本 by Naoko Okusa

流行のロングジレを合わせて縦長のシルエットを意識。すらりとしたIラインを作り、モード感をアピールします

モノトーンでまとめ、ワイドパンツをスタイリッシュに。小物も少し“味”の強いものをピックアップ。たとえばこの秋なら、やや厚手のソックス&ファーサンダルを。

Vネックのブラウスで女性らしく仕上げながら、小物でハンサムさをプラス。グレーはどんな着こなしにも似合う

上下ゆるっとまろやかなシルエットなので、中折れ帽とチャンキーヒールパンプスを引き締め役に。モダンなコンクリートグレーは、テイストもシーンも選ばず活躍してくれる。

たっぷりニットをインにして上下ゆるめのバランスを楽しんで。ウエスト下のプリーツで腰回りをすっきり見せてくれます

パンツとニット、どちらもボリュームのあるコンビ。ハイウエストならもたつかず、今どきのバランスが完成。ベルトを結ぶことで生まれるギャザー感で、パンツも優雅に。

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