秋冬らしい重厚感とクリーンさ、両方を感じさせる配色。シャギー感のある大きく開いたVネックのニットは、少し首を“抜いて”女っぽく着こなしたい。
ハイネックニット×台形スカートの組み合わせが、どこかレトロなイメージ。ソックスを合わせた甘めのコーディネートも、配色がビターだから大人に似合うさじ加減に。
落ち着いたカーキだから、合わせるアイテムを幅広く選べます。合わせたニットもコートもベーシックだけれど、秋色を吟味して重ねることで、ぐっと鮮度の高い着こなしに。
今季のトレンドを象徴する3枚のアイテムを
人気スタイリスト大草直子が着回しコーディネート。
今どき感のあるスタイルを楽しめるだけでなく、
同時に、オンオフ両用の着回し力を実証。
雑誌『Vingtaine』で編集のキャリアを積んだ後、南米への遊学を経て、『Grazia』『VERY』『Oggi』などの各誌で活躍。著書に『おしゃれの手抜き』『考えるおしゃれ』ほか。
『mi-mollet』編集長としても、多忙な日々を送る。
秋冬らしい重厚感とクリーンさ、両方を感じさせる配色。シャギー感のある大きく開いたVネックのニットは、少し首を“抜いて”女っぽく着こなしたい。
ハイネックニット×台形スカートの組み合わせが、どこかレトロなイメージ。ソックスを合わせた甘めのコーディネートも、配色がビターだから大人に似合うさじ加減に。
落ち着いたカーキだから、合わせるアイテムを幅広く選べます。合わせたニットもコートもベーシックだけれど、秋色を吟味して重ねることで、ぐっと鮮度の高い着こなしに。
注目のボトルネックは、アウターを重ねたときも“Vゾーン”のバランスが取りやすく、洗練して見える。この一枚で、ボーイズデニムがたちまちエレガントに。
着丈が短すぎないので、腰回りをカバーしつつパンツとも好相性。裾のカーヴィなカッティングも、さりげなく女性らしいポイント。裾は、フロントだけインして着るのもいい。
スカートにボリュームがあるので、袖のフリルは外してバランスをとって。〈J&M デヴィッドソン〉の『カーニバル』と、〈レペット〉のバレエシューズで“レディライク”に。
モノトーンでまとめ、ワイドパンツをスタイリッシュに。小物も少し“味”の強いものをピックアップ。たとえばこの秋なら、やや厚手のソックス&ファーサンダルを。
上下ゆるっとまろやかなシルエットなので、中折れ帽とチャンキーヒールパンプスを引き締め役に。モダンなコンクリートグレーは、テイストもシーンも選ばず活躍してくれる。
パンツとニット、どちらもボリュームのあるコンビ。ハイウエストならもたつかず、今どきのバランスが完成。ベルトを結ぶことで生まれるギャザー感で、パンツも優雅に。