クラシックなグレンプレイドのスーツは、ベージュ基調とシルク混による柔軟性でモダンに装える、エルメネジルド ゼニア社の生地を使用。ピンクのラウンドタブカラーシャツにペイズリー×鳥柄のジャカードタイという、英国的なアイテムでコーディネートした、この秋冬注目のスタイルです。

今季ビームスは、ドレススタイルには珍しいブラックを提案していますが、ブラック×グレーストライプのウールコットンを用いた別注モデル「ヴェスヴィオ ライト」のジャケットも、そのひとつ。ピークトラペルがブラックの都会的な艶感を引き立てます。コーディネートもモノトーンでまとめるのが正解です。

イエローという、今季のキーカラーを用いた別注ジャケットの生地は、軽やかなアルパカウールリネン製。ベースは落ち着いたブラウンながら、若々しさを感じさせる配色が新鮮です。柄色に合わせたイエローのニットをコーディネートしつつ、パンツをベージュにすることで全体のトーンが落ち着きます。

〈タリアトーレ〉のなかでも構築的な仕立ての人気モデル「ヴェスヴィオ」と、クラシックなグレーフランネルがベストマッチな正統派の一着。Vゾーンもトラディショナルにまとめたいですが、キーカラーのイエローを使ったストライプタイを合わせれば、今季的な若々しいアクセントを添えることができます。

ダークブラウンのコーデュロイという、旬の英国カントリーテイストを漂わせる生地を用いた、男らしいセミワイドラペルのニューモデルスーツ「ヴィンチェンツォ」。タッターソールのシャツに鳥柄のタイという、まさに古き良きカントリーな合わせですが、光沢感のあるコーデュロイゆえ土臭さはありません。