ご存じですか？
ビームスのこだわり

知ったらもっとお買い物が愉しくなる

ビームスにはこだわっていることが少なからずありますが、
そのほとんどが言われなければ気づかないかもしれません。
でも、それらはお客様が快適に買い物をしたり、
ファッションを愉しんだりするうえで、とても大切なことなのです。

Illustration / Takashi Kuwahara Text / Yasuhiro Takeishi(City Writes)

BEAMS’ Commitment 01

ビームスのネクタイは
144㎝を基準に長さを統一しています

ネクタイの長さは、大剣幅やジャケットのボタン位置によって多少変化しますが、Ｖゾーンに対してのベストバランスがあります。しかしながら、特にインポートブランドのタイは、欧米人の首の太さを基準としているため、日本人にとってはほとんどが長くなってしまうのです。そこでビームスは、144〜146cmという日本人の細い首に最適な長さを算出。オリジナルからインポートまで、すべてのタイをこの長さで統一しています。個人差のある首の太さやシャツ生地の厚さ、タイの素材や結び方でも微妙に変わりますが、いつもの通りに結べば、新しいタイでもいつもの長さに収まるのは、こんなこだわりがあるからなのです。

BEAMS’ Commitment 02

ピッティなどの海外の
ファッションイベントに多くのスタッフが同行します

イタリアのフィレンツェにて毎年2回開催される「ピッティイマージネウォモ」をはじめ、ビームスでは世界各国の展示会やショールームに直接足を運んで買い付けを行っています。そういった海外出張は通常、各セクションのディレクターおよびバイヤーが赴きますが、ビームスではショップスタッフをはじめさまざまな役割のスタッフが積極的に同行します。それは彼らこそ私たちビームスとお客様の接点であり、買い付け担当と同じように重要な存在と捉えているからです。今、世界ではどんなことが起き、どんなアイテムが求められているのか。ネットで最新コレクションがリアルタイムで配信される現在でも、リアルな空気感は現地にて直接肌で感じることでしか得られません。服とともにそんな空気感までもお客様に直接伝える。それが、皆様にファッションをより愉しんでいただくことにつながると信じています。

BEAMS’ Commitment 03

全国に17名、
特に優れた接客技術をもつスタッフ
がいます

ビームスの社員のなかでも、最も人数が多いのが全国にあるショップのスタッフたち。そのなかでもわずか17名のみ、「サービスマスター」という役職を与えられたスタッフがいます。それは試験で認定されるようなものではなく、お客様に対する日頃の姿勢やマナー、商品に対する知識など、スタッフとしての接客技術を総合的に考慮して任命される称号。全国のスタッフたちは、「サービスマスター」たちの接客を手本とし、その称号を目指して日々切磋琢磨します。そんなスタッフたちのモチベーションが、お客様が愉しく買い物ができる礎となるのです。

BEAMS’ Commitment 04

オリジナルのスーツは
縫い代を多めに確保しています

プロポーションが命のスーツは、着用者の体型に合っていることが重要であるとビームスは考えます。しかしながら人間は、年輪を重ねるごとに体型が変化するもの。そこで私たちがオリジナルスーツに採り入れているのが、縫い代を通常よりも多く確保すること。そうすることでお直しできる範囲が広がるのです。特にパンツは恰幅がよくなってもウエストが出せるように、かなり多めに確保しています。その分生地を多く使いますが、より長く、そして美しくスーツを着ていただくための配慮なのです。

BEAMS’ Commitment 05

さまざまな体型に合わせ
サイズ展開を豊富に取り揃えています

世の中にはさまざまな体型の男性がいます。そのなかには、既製のスーツがどうしても体型に合わないという方もいらっしゃるでしょう。そうした方々にも袖を通していただけるように、ビームスではオリジナルスーツのサイズを一般的な既製スーツよりも幅広く展開しています。そのサイズバリエーションは、42から52までの6サイズ。さらにモデルによってはドロップ（ジャケットのウエストの絞り具合）にもバリエーションを用意しており、さらに幅広い体型をカバーすることが可能です。ビームスではオーダースーツも展開していますが、どこに行っても体型に合うスーツがなく、結局はオーダーしかないという方にこそ、より手軽な既製スーツをジャストサイズで愉しんでいただきたい。豊富なサイズを用意しているのは、そんな思いからです。諦める前に、ぜひスタッフにサイズの有無を尋ねてみてください。

BEAMS’ Commitment 06

スーツやジャケットは
見えないところにまで
こだわっています

テーラードウェアの神髄は、プロポーションと着心地を左右する副資材と呼ばれる芯地類にあります。この、表からはけっして見えない部分にこそ、ビームスのこだわりが集約されています。オリジナルスーツに用いる芯地類は、多湿な日本の気候を考慮して吸・放湿性に優れる天然素材にこだわり、ビームス特注のウールコットン製毛芯を使用。また上襟には最高級スーツにも用いられる、ハリのあるアイリッシュリネンを採用しています。立体的で美しいプロポーションと快適な着心地は、隠れたこだわりの賜物です。