Nishiguchi’s
Closet

#ビームスF ディレクター

西口修平の今季気になるアレコレ

SNSの個人アカウントより、独自のファッション情報を発信する西口修平。
最新クラシックスタイルからヴィンテージまでをカバーする
そのクローゼットに、今季収まりそうな旬のハッシュタグを解説します。

Photo / Osami Watanabe (Sammy Studio) Styling / Issei Inada
Writing / Yasuhiro Takeishi (City Writes)

Nishiguchi’s Closet
  • 2019-20年秋冬にまず手に入れたいのがロング丈のオーバーコート。重量感ある素材がオススメ。
  • きれいめなスタイルはもちろん、男らしい重厚感はヴィンテージデニムにも好相性です。

#マストハブ #重厚系アウター
#オススメはこの3着

「原点回帰が強まるクラシックスタイル。その象徴がロングレングスでたっぷりとしたシルエットのオーバーコート。
なかでもコート本来の男らしい雰囲気がある、高密度素材や重量感のある素材が最も今季的です」

#マストハブ #重厚系アウター #オススメはこの3着
  • 一見難しそうですが、今っぽいゆるさと本物のM-51のようなバランスが秀逸。自信の一着です。
  • 紺ブレにデニムシャツ、ストライプタイという旬の80’s風にマッチ。BDは外してヌケ感を。
独自の高密度コットン素材グレンフェルクロスを用いたケープ。M-51モッズコートがモチーフで、スワローテールと呼ばれる背側裾の形状やフラップポケットなどが男らしい雰囲気。
										ドットボタンで袖状になり、手を通すことも。

独自の高密度コットン素材グレンフェルクロスを用いたケープ。M-51モッズコートがモチーフで、スワローテールと呼ばれる背側裾の形状やフラップポケットなどが男らしい雰囲気。ドットボタンで袖状になり、手を通すことも。

元はコットン製のバルカラーコートを英国王室御用達生地メーカー、ヘインズワースより本物の軍用生地に近いウール生地をチョイスして別注。本物志向の男らしい一着は、ベルトを締めてブラウンジングするのがオススメです。

元はコットン製のバルカラーコートを英国王室御用達生地メーカー、ヘインズワースより本物の軍用生地に近いウール生地をチョイスして別注。本物志向の男らしい一着は、ベルトを締めてブラウンジングするのがオススメです。

西口曰く「ロイヤルネイビー(英国海軍)の1940年代頃の本物を意識して別注した」というダッフルコート。ロングレングスや間隔が広いトグルなどにリアルさが表れていますが、やや薄手のオリーブメルトンで着心地は軽やか。

西口曰く「ロイヤルネイビー(英国海軍)の1940年代頃の本物を意識して別注した」というダッフルコート。ロングレングスや間隔が広いトグルなどにリアルさが表れていますが、やや薄手のオリーブメルトンで着心地は軽やか。

#注目のワイドパンツ
#合わせは #華奢靴一択

「クラシックなエレガンスが求められることで、太くなってきたパンツ。その足元にボリュームのある靴では重々しいですよね?やはりコバが張っておらず、柔軟な素材でソールも薄い華奢な靴が好バランスです」

#注目のワイドパンツ #合わせは #華奢靴一択
  • 軽快に見える素足ではもちろんのこと、発色のいいカラーソックスを合わせるのも面白い。
  • 一枚革の華奢な作りに、あえて男らしさを感じるオリーブグリーンのスエードでオーダーしました。
英国のダンスシューズブランド〈クラウン〉。スエードの一枚革を用いたモデルには、クッション性のあるインソールにレザーアウトソールを付けて別注。シンプルで合わせやすい表情と包み込まれるような履き心地が愉しめます。

英国のダンスシューズブランド〈クラウン〉。スエードの一枚革を用いたモデルには、クッション性のあるインソールにレザーアウトソールを付けて別注。シンプルで合わせやすい表情と包み込まれるような履き心地が愉しめます。

Pants by Nishiguchi OWN
すでに西口のクローゼットに数足収まっている〈ボードイン アンド ランジ〉。なかでもアッパーにクロコを用いたモデルは「完全フォーマルか完全カジュアル、両極端で履いてほしい。究極に色気のあるシューズです」。

すでに西口のクローゼットに数足収まっている〈ボードイン アンド ランジ〉。なかでもアッパーにクロコを用いたモデルは「完全フォーマルか完全カジュアル、両極端で履いてほしい。究極に色気のあるシューズです」。

今季の華奢靴の大本命として揃えているのが、〈ボードイン アンド ランジ〉のベルジャンシューズです。繊細なエレガンスに加え、「最高品質のアッパーや4層構造のソールなど履き心地へのこだわりも相当なもの」とのこと。

今季の華奢靴の大本命として揃えているのが、〈ボードイン アンド ランジ〉のベルジャンシューズです。繊細なエレガンスに加え、「最高品質のアッパーや4層構造のソールなど履き心地へのこだわりも相当なもの」とのこと。

#気になるカラーリング
#その1
#色気のある #差し色

「秋冬は装いが暗めのトーンになりがち。クラシック回帰が顕著なここ数年は特にそうでしたが、今季は久々に色気があってモダンなカラーが気になります。ニットやアウターで採り入れるのがオススメですよ」

#気になるカラーリング #その1 #色気のある #差し色
  • 2019-20年秋冬の注目色イエローを使ったスカーフ。金ボタンとリンクさせると上品にまとまります。
  • ど定番のブレザーも、臆せずパープルダッフルを羽織れば、経験値高めの〝わかってる〟雰囲気に。
ネイビーブレザーにグレーパンツというベーシックなスタイル。「ダッフルをパープルにすれば、新鮮かつ色気のある雰囲気になります。深いパープルなので、着ると派手には見えません。タイで色をひろっているのもポイント」。

ネイビーブレザーにグレーパンツというベーシックなスタイル。「ダッフルをパープルにすれば、新鮮かつ色気のある雰囲気になります。深いパープルなので、着ると派手には見えません。タイで色をひろっているのもポイント」。

「ベージュに差し色でイエローを利かせたコーディネートですが、ニット以外はあえて同系色に。そうすることで、ややこれ見よがしな洒落感と艶っぽさを狙っています」。深みのあるイエローは今季注目のカラーのひとつ。

「ベージュに差し色でイエローを利かせたコーディネートですが、ニット以外はあえて同系色に。そうすることで、ややこれ見よがしな洒落感と艶っぽさを狙っています」。深みのあるイエローは今季注目のカラーのひとつ。

アンカー柄ゴールドボタンのピーコートを用いたウィンターマリンスタイル。「セオリー通りならネイビーとホワイトで構成しますが、そこにロイヤルブルーのタートルを加えることで、上品さと色気を醸し出すことができます」。

アンカー柄ゴールドボタンのピーコートを用いたウィンターマリンスタイル。「セオリー通りならネイビーとホワイトで構成しますが、そこにロイヤルブルーのタートルを加えることで、上品さと色気を醸し出すことができます」。

#気になるカラーリング #その2
#シックな #モノトーン

「シックかつモダンなモノトーンにも今秋冬は注目しています。本来フォーマルな色使いですが、80年代のフレンチアイビーの影響で今季復活。クラシックスタイルでは革新的であり、全身徹するのがコツです」

#気になるカラーリング #その2 #シックな #モノトーン
  • 80年代のフレンチアイビーのムードを色濃く感じさせる大ぶりハウンドトゥースが新鮮
  • 旬のツイードジャケットは土臭く見えることも。でも、モノトーンならモダンかつエレガントに。

グレンチェックスーツにタブカラーシャツ、ロイヤルクレストタイというブリティッシュアメリカンスタイル。「ここ数シーズン、ビームスで提案しているスタイルですが、モノトーンなら非常に現代的かつ新鮮に見せられます」。

ブラックのムートンライダースにホワイトパンツという、中間のグレーを使わないモノトーンスタイルはよりモダンな印象。「一見ハードなムートンライダースに対し、柔軟なバレエシューズを合わせてヌケ感をつくってみました」。

「クラシック柄ならモノトーンでも採り入れやすい」という、ハウンドトゥース柄のツイードジャケット。ツープリーツのワイドパンツや華奢靴など、いまどきのシルエットや軽快感を意識するのも、現代的に見せる秘訣です。

Glasses by Nishiguchi OWN

#永世定番 #Levi’s 501®
#今季は
#プレッピー風に

「私にとって、かけがえのない永遠の憧れでもあるリーバイス 501®。服としてはとてもニュートラルで、いい意味で洗練されすぎずどうにでも料理できる。今季はプレッピー風に料理するのが気分です」

#永世定番 #Levi’s 501® #今季は #プレッピー風に
  • チルデンセーターはブラウンジングで軽快に。ほどよく股上がある501®なら好バランスです。
  • 501®のなかでも特に気に入っている66モデル。太すぎず、色落ち感もハードすぎません。
薄手ながら温かく、柔軟で軽量性にも富むウールアンゴラ製のマフラー。伝統的なタータン柄を拡大し、現代的な配色にアレンジしており、正統ながらもモダンな雰囲気。モダンプレッピーなアクセントとして最適な一枚です。

薄手ながら温かく、柔軟で軽量性にも富むウールアンゴラ製のマフラー。伝統的なタータン柄を拡大し、現代的な配色にアレンジしており、正統ながらもモダンな雰囲気。モダンプレッピーなアクセントとして最適な一枚です。

「ニットキャップが好きで沢山持っているのですが、最もよい編み立てと着用時のバランスを考慮した長さを算出。渾身の別注品です」という一品。高品質なカシミアで名高いトッド&ダンカン社の糸を用い、肌ざわりもなめらか。

「ニットキャップが好きで沢山持っているのですが、最もよい編み立てと着用時のバランスを考慮した長さを算出。渾身の別注品です」という一品。高品質なカシミアで名高いトッド&ダンカン社の糸を用い、肌ざわりもなめらか。

プレッピーテイストを採り入れたい今季、チルデンセーターもマストアイテムのひとつ。北イタリアのファクトリーブランド〈モルガーノ〉に、プレッピーらしい配色で別注した一枚は、ウールカシミア製で着心地も申し分なし。

プレッピーテイストを採り入れたい今季、チルデンセーターもマストアイテムのひとつ。北イタリアのファクトリーブランド〈モルガーノ〉に、プレッピーらしい配色で別注した一枚は、ウールカシミア製で着心地も申し分なし。

今季一着は揃えたい、ゴールドボタンのネイビーブレザー。〈カルーゾ〉の「バタフライ」はその名の通り、芯地類を一切排除した羽織るように軽い着心地が味わえるモデル。柔らかなドレープ感もデニムとの相性を高めてくれます。

今季一着は揃えたい、ゴールドボタンのネイビーブレザー。〈カルーゾ〉の「バタフライ」はその名の通り、芯地類を一切排除した羽織るように軽い着心地が味わえるモデル。柔らかなドレープ感もデニムとの相性を高めてくれます。

やわらかな雰囲気がいかにもフランス的なベルトは、1858年創業の老舗〈メゾン ボワネ〉より。薄い一枚のナッパレザーを折って張り合わせたしなやかな作りで、バックルも華奢。こんな繊細なベルトを501®に巻くのが西口流です。

やわらかな雰囲気がいかにもフランス的なベルトは、1858年創業の老舗〈メゾン ボワネ〉より。薄い一枚のナッパレザーを折って張り合わせたしなやかな作りで、バックルも華奢。こんな繊細なベルトを501®に巻くのが西口流です。

#首元 #欠かせないのは
#大判スカーフ

「クラシックな装いに色気を添え、スパイスにもなるスカーフ。いわばノータイスタイルでタイの役割を果たす存在です。今季は正方形で大判のものを選ぶといろんな巻き方が愉しめます」

#首元 #欠かせないのは #大判スカーフ
  • クラシックパターンよりも、オリエンタルな絵柄など、遊び心のある色柄がこの秋冬新鮮です。
  • 巻くだけでなく、今季オススメはサラリと垂らす。優美に揺れるさまがまさにいまどきです。
ネクタイで名高い英国〈ドレイクス〉のアーカイブから絵柄を選択。配色とサイズを別注した大判スカーフ。ウールシルクでマットな表情が合わせやすく、それでいてしなやかな肌ざわりです。オリエンタルなアニマル柄は遊び心を演出。

ネクタイで名高い英国〈ドレイクス〉のアーカイブから絵柄を選択。配色とサイズを別注した大判スカーフ。ウールシルクでマットな表情が合わせやすく、それでいてしなやかな肌ざわりです。オリエンタルなアニマル柄は遊び心を演出。

ウールシルク製のスカーフ。ネイティブ調の色柄がブリティッシュアメリカンスタイルのアクセントに。広げるとインパクトがありますが、巻いたり垂らしたりすると意外に目立たず、装いのなかでちょうどいい存在感を発揮します。

ウールシルク製のスカーフ。ネイティブ調の色柄がブリティッシュアメリカンスタイルのアクセントに。広げるとインパクトがありますが、巻いたり垂らしたりすると意外に目立たず、装いのなかでちょうどいい存在感を発揮します。

プリント柄テキスタイルアイテムが得意なローマ発の〈ロワ ドゥ ラック〉。「フランス語のブランド名に因んでフランスのイメージを伝えた結果、デザイナーがビームスのために描き下ろしてくれたシックな馬具柄は大活躍しそう」。

プリント柄テキスタイルアイテムが得意なローマ発の〈ロワ ドゥ ラック〉。「フランス語のブランド名に因んでフランスのイメージを伝えた結果、デザイナーがビームスのために描き下ろしてくれたシックな馬具柄は大活躍しそう」。

#新定番 #西口色強め
#ミリタリー #レザー

「大好物である男らしいミリタリーやレザーが今季注目されています。好みと傾向が重なったので、別注や買い付けには多分に私個人の嗜好を反映(笑)。男にはやっぱり外せませんね」

#新定番 #西口色強め #ミリタリー #レザー
  • ミリタリー&レザーを大人らしく上品に着こなす秘訣は、どこかにドレス的アイテムを加えること。
  • レザーライダースにオリーブトレンチというラギッドな合わせも、シルクのスカーフで上品に。
65をはじめ、ミリタリーアウターが得意な〈アスペジ〉。M1950Aという米軍のトレンチコートをベースに作った別注モデルで、着脱可能なライニング付きのコットン製。製品染めによるこなれた表情も魅力。

洒落者御用達となったM-65をはじめ、ミリタリーアウターが得意な〈アスペジ〉。M1950Aという米軍のトレンチコートをベースに作った別注モデルで、着脱可能なライニング付きのコットン製。製品染めによるこなれた表情も魅力。

大きめなフラップポケットが特徴のミリタリーシャツは、1940年代の英国軍のユニフォームがモチーフ。暗くなりがちな冬のスタイルの差し色となる、テラコッタカラーのコットンをチョイスしました。洗い加工で着やすい表情。

大きめなフラップポケットが特徴のミリタリーシャツは、1940年代の英国軍のユニフォームがモチーフ。暗くなりがちな冬のスタイルの差し色となる、テラコッタカラーのコットンをチョイスしました。洗い加工で着やすい表情。

4ポケットスタイルがミリタリーやサファリを思わせる「サリアナ」シリーズのジャケット。上質なウールフラノと立体的なナポリ仕立てにより、着心地は軽やかです。「ジャケットやスーツにアウターとして羽織るのもオススメ」。

4ポケットスタイルがミリタリーやサファリを思わせる「サリアナ」シリーズのジャケット。上質なウールフラノと立体的なナポリ仕立てにより、着心地は軽やかです。「ジャケットやスーツにアウターとして羽織るのもオススメ」。

本来はカーゴポケットがなかったミリタリーパンツに、今季は左脚にのみ追加。1970年代のグルカパンツのデザインを踏襲したものですが、〈ジーティーアー〉ならではの美シルエットと相まって、大人らしくはける軍パンに。

本来はカーゴポケットがなかったミリタリーパンツに、今季は左脚にのみ追加。1970年代のグルカパンツのデザインを踏襲したものですが、〈ジーティーアー〉ならではの美シルエットと相まって、大人らしくはける軍パンに。

パリの名店エミスフェールが90年代に扱っていた名作「ベニス」を復刻。ツープリーツ&ハイライズのバギーシルエットが今の気分にぴったりです。オリーブのコットンモデルはミリタリーテイストをモダンに採り入れられます。

パリの名店エミスフェールが90年代に扱っていた名作「ベニス」を復刻。ツープリーツ&ハイライズのバギーシルエットが今の気分にぴったりです。オリーブのコットンモデルはミリタリーテイストをモダンに採り入れられます。

  • スーツにボンバーブルゾンを羽織る大胆な合わせ。シルエットや丈感、色合わせがポイントです。
  • ライダースとともにこの秋冬注目のレザー製ボンバーブルゾン。上質で柔軟な革選びが鉄則。
ミリタリーとレザーという旬の要素を兼ね備えるボンバーブルゾン。〈チンクワンタ〉のB-3タイプは本格派のデザインながら、毛を刈り込んだ上質ムートンで柔軟かつ軽快。ブラック×グレージュの新色で大人らしく羽織れます。

ミリタリーとレザーという旬の要素を兼ね備えるボンバーブルゾン。〈チンクワンタ〉のB-3タイプは本格派のデザインながら、毛を刈り込んだ上質ムートンで柔軟かつ軽快。ブラック×グレージュの新色で大人らしく羽織れます。

大人のレザーアウターを作らせたら、右に出るものがいない〈エンメティ〉。ベーシックなシングルライダースも無駄がなく、上質なラムナッパで軽やかな着心地です。フィット感もよく、今季コートのインナーに着るのもオススメ。

大人のレザーアウターを作らせたら、右に出るものがいない〈エンメティ〉。ベーシックなシングルライダースも無駄がなく、上質なラムナッパで軽やかな着心地です。フィット感もよく、今季コートのインナーに着るのもオススメ。

今季ほしいレザーの筆頭がライダース。ただし、柔軟なホースハイドを用いた〈チンクワンタ〉のような一着が正解。エポレットを省略したミニマルなデザインと上質感が相まって、大人らしく着こなせます。西口の休日の定番。

今季ほしいレザーの筆頭がライダース。ただし、柔軟なホースハイドを用いた〈チンクワンタ〉のような一着が正解。エポレットを省略したミニマルなデザインと上質感が相まって、大人らしく着こなせます。西口の休日の定番。

「一目見てささりました」と西口が即購入したのが、ムートンのシェアリング面を活かしてアウトドア用のフリースベストのデザインを表現したモデル。柔軟で温かく高級感もあり、まさに大人のラグジュアリーカジュアルです。

「一目見てささりました」と西口が即購入したのが、ムートンのシェアリング面を活かしてアウトドア用のフリースベストのデザインを表現したモデル。柔軟で温かく高級感もあり、まさに大人のラグジュアリーカジュアルです。

男臭いミリタリーアイテムの代表格であるジャングルファティーグジャケットを柔軟なゴートスエードでエレガントにアレンジ。快適かつ軽量な着心地であり、大容量の4ポケットスタイルゆえ、トラベルジャケットにも最適です。

男臭いミリタリーアイテムの代表格であるジャングルファティーグジャケットを柔軟なゴートスエードでエレガントにアレンジ。快適かつ軽量な着心地であり、大容量の4ポケットスタイルゆえ、トラベルジャケットにも最適です。

#着こなし # myrules
#マイルールはこの5つ

「マイルールをもつと、自然と着こなしにアイデンティティが生まれるはずです。
私の場合はシンプルな着こなしが新鮮に見えるように、常に工夫を心掛けています」

紺ブレにはニットパーカで大人らしく差をつける

紺ブレにはニットパーカで大人らしく差をつける

80年代に流行した紺ブレ×パーカの着こなしが、また気分。リラックスした雰囲気が出せますが、西口はスウェットではなくニット製を選択。「忘れないでほしいのは、大人らしさを意識することです」

かっちり見えるダブルは着流すのが近頃のルール

かっちり見えるダブルは着流すのが近頃のルール

ダブルジャケットは、ボタンを開けて着流すと軽快でこなれて見えます。前合わせが浅いものを選び、スカーフを垂らすとだらしなく見えません。いい具合に開くようにラペルをクセ付けすることも。

随所のゴールド使いでコンサバが一発で艶めきます

随所のゴールド使いでコンサバが一発で艶めきます

ジャケットのボタンから時計、アクセサリー、メガネまで、ゴールドをそこかしこでひろうテク。味気なくなりがちであるコンサバティブなスタイルも、上品で色気のある雰囲気に仕上げることができます。

クラシックを進化させる掟破りの柄合わせ

クラシックを進化させる掟破りの柄合わせ

高度な合わせであるタータンチェック・オン・ストライプ。ジャケットは無地で、一色でも色をひろうのがコツです。「セオリーを破るのもクラシックの醍醐味。それも僕のマイルールなんです」

腰回りのバランスはブラウジングが今の気分です

腰回りのバランスはブラウジングが今の気分です

クラシック回帰で加わったルールが、タックインしたトップスを絶妙に弛ませてリラックス感を醸すブラウジング。ややゆったりしたトップスとハイライズのパンツが肝心で、とてもモダンに見えます。

※ビームスF ディレクターである西口修平のスタイルブック『Nishiguchi’s Closet 〜名品10着100コーデ〜』が来る10月1日に学研プラスより発売予定。
本人が厳選した10種のアイテムを使った見ごたえ抜群なオール私物による着回し100コーデが掲載されているので、ぜひご一読を。

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